疎遠になった友人B子の話
こんにちは
まなえです
今回は、友人をテーマにしたいと思います。
幸せな友人達とは違う自分
私はコミュ力がなく独身時代も友人は少なかったです。
高校卒業後、就職、結婚、出産とそれぞれの人生があり同級生とも集まる事はなくなりました。
私は、転職を繰り返していたし良い出会いもなく、結婚ラッシュの時期は友人の披露宴に出席するばかりでした。
そして、新年になると
「我が家にも家族が増えました❤️」
と赤ちゃんの写真付き年賀状が毎年2.3枚くらい届くようになりました。
幸せそうな友人。
いわゆる負け組の自分。
私は、少しずつ友人達との連絡を断ち、自ら疎遠になりました。
そんな私も、33才で結婚。
披露宴などはせず、身内のみの顔合わせだけで済ませました。
入籍後、新婚旅行だけ行きました。
いわゆるジミ婚だったんですね。
本音を言えるA子の存在。
ところで、皆さんもマメに連絡をくれる友人っていませんか?
中学時代のA子がそのタイプ。
「まなえ、元気?」
「こっちは○○だよー。」
「久しぶりに会いたいね」
と、よく近況報告をしてくれるA子。
彼女は、誰にでもそうだったんだと思う。
25才くらいに結婚し、2人の子供もいます。
彼女とは、2人だけでランチする事がありました。
職場の愚痴を聞いてもらったり、安心のできる存在でした。
そんな彼女から、こんなメールが来ました。
「B子から連絡あったよ。まなえが結婚したの気になってるみたい。良かったら我が家で集まるのはどう?」
ゲゲッ!!
B子かぁ…
会いたくないんだけど。
離れていいと思ったB子の話
B子はまだ独身らしい。
中学時代、グループも違っていたし仲が良かったわけでもない同級生。
連絡を取り合うようになったきっかけは、友人の披露宴で再会した頃。
「いい男見つけよう!」
と盛り上がり、私は合コンの話があったらB子も誘うようになった感じ。
そして、合コンで女友達の輪が増える…結構あるあるだと思う( ̄▽ ̄)
30歳前後の婚期を逃した者同士。
合コン解散後に女だらけの反省会(>ω<)
「今日の男ども最悪だったわー!」
「あの人、絶対にナルシーよね?」
「分かる分かる 」笑笑
共感しあって盛り上がる、当時の私には楽しい時間だった。
ところで、B子から合コンに誘われた事は一度もない。
それどころか、B子は次第に他の子達と連絡を取るようになり、私の知らない所で彼女達主催の合コンに行くようになっていたのだ。
後々、それを知った私。
ショックでした。
そうだ、彼女はそういう奴だ。
そんな事もあり、私からは連絡しなくなり疎遠になったのだ。
だから、久しぶりに聞いたB子の名前。
やっぱり、いい気分ではなかった。
でも、「まなえの祝う会をしよう!」とA子はルンルンで話をしてくれる。
それに、今のB子の近況も気になる。
A子が聞いても、はっきり答えなかったらしい。
ふーん…会ってみたくなったなぁー。
「ありがとう。それじゃ、A子の家に集まらせてもらっていい?」
私は、A子にそうお願いしました。
再会したB子の言動に後悔した私
そして、後日A子の家で集まった日の事です。
まなえ、いらっしゃい!B子もう来てるよ!
お邪魔しまーす。あ、久しぶりー
久しぶり・・・
ほんとだよね?
こうやって集まるの何年振りかなー。
私も嬉しいよ!
うん…あ…
これ、みんなで食べてね?
私は、A子ファミリーにと焼菓子の詰め合わせを渡した。
わぁー、いつもありがとう!
子供達も喜ぶわ♪
B子は、そんなやり取りに無関心。
私は、B子の目の前に座ることになったが無言のまま。
こっちも話しかける事もなく黙っていた。
空気を読んだA子が昔話や同級生の近況など話題を提供してくれた。
えー!マジで?○○君って学校の先生してんの?
そうそう、中学の理科の教師なんだって!
あと、T太とJ子は4人が子供いるんだよ!
すごっ!!結婚するのも早かったよね?
そうそう!21歳だったもんね。
親と2世帯住宅だから、
子守もしてもらってて自由で羨ましいよ。
私は同居なんて絶対に無理・・・
噂話で盛り上がり、話題が尽きない時間が過ぎて行く。
それにしても、まなえ!
結婚おめでとう!
私も嬉しいよ!
とA子が私の結婚話に切り替えた。
あ、ありがとう・・・
急に私に振ってきたので動揺してしまった。
とっさに、私はB子の方を見たが、
・・・・。
無言かよ。(分かりやすい奴)
A子はB子に言った。
まなえの旦那さん、すっごい優しいんだよ。
まなえを大事にしてるなーって伝わる。
B子も見たら分かるよ。
まなえ、旦那さんの写真を見せていい?
今日、渡そうと思ってたんだ。
以前、旦那も含めてA子家族と食事をしたことがある。
その時、みんなで記念に撮った写真のことだった。
あ、あの時の?
いいよ。
A子は、封筒に入った写真をまとめてB子に渡した。
B子は、パラパラと写真を見て、
ま、いいんじゃない?
すぐにテーブルに置いた。
えっ・・・
それだけ?
他に言う事ないんかい!
明らかに、雰囲気が悪くなった。
でさ、でさ!
この時、うちの旦那が酔っ払ってさー、
もう恥ずかしくってね・・・
A子がまた話をしかけた時、B子は初めて私に声をかけてきた。
ねえ!
旦那さんって…何してる人?公務員?
普通の会社員だよ。
〇△会社って言ったら分かる?
〇△?聞いた事ない…。
で、年収は?
と、聞いてきた。
A子が間に入って、
ちょっとちょっと、そんな事は関係ないでしょう?
私だって旦那の収入なんて言いたくないもん。
今日は、まなえのお祝いしようって話だったでしょう?
とフォローしてくれたが。
それにしても・・・
なんなの?この人。
そこから私は、頭の中がグワングワンして全く会話に集中できず、時々引きつりながら笑うのに必死だった。
せっかく、A子が用意してくれたパスタやワインなどを味わう気持ちになれなかった。
それ、どういう意味????
そして、食事が済んだとき、
あ、コーヒー用意するね。
と、A子が席を離れた。
私はB子と向かい合って沈黙でいるのに耐えられず、席を立ち台所へ行こうとした。
すると、B子はこう言った。
私は妥協しないから。
耳を疑った。
体中がドクドクしてきた。
友人の結婚を祝う会のはずが、私と2人きりになった途端にですよ!
妥協って何??
絶対に祝う気持ちはないなーと態度を見て初めから分かっていましたが、「妥協」って言葉を発したB子にビックリしましたよ。
今でも、この時に「妥協」って言われた事を思い出すと嫌な気持ちになります。
アワワワ
かなりの怒りで興奮してしまいました(>ω<)
という事でして・・・
すみません、軽いつぶやきのつもりでしたが長編となりましたので、次回②に続きます(^^)
それでは本日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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