漫画(毒親編8)皆さんは家族でお出かけしてましたか?

私の子供時代  その8

こんにちは

まなえです

今回は、私が年長さんだった頃の悲しい思い出です。

 

 

ワクワクした自分がみじめになったお話です。

あの日、なぜか私は幼稚園に行かず、父親と出かけていました。

父親は、私が20代の時にクモ膜下出血で路上で亡くなりました。この日も飲み歩いて泥酔状態だったようです

 

どこへ行くのか分からないけど、黙ってついて行きました。

 

なんで、バスに乗るの?どこかお出かけするの??

 

その後、小さめのバスに乗りました。

ピンク色で可愛いバスに見えました。

「どこに行くんだろう・・・」

父親は、普段から喋らない人なので、その時も答えてくれませんでした。

でも、こんな事は初めてなので、私は嬉しくなりました。

「もしかしたら、遊園地とか連れてってくれるのかな〜」
と、思っていました。

 

 

ここは?遊園地?おじさん達は誰なの?


バスを降りた場所は、遊園地や動物園ではありませんでした。

人がたくさん行き来していました。

おじさん達ばかり。

どこを見ても子供は遊んでいません。

父親は、ちょくちょく誰かと楽しそうに立ち話をしてました。

それでも、私は、

「このあと、どこか連れてってくれるかも??」

と思って待っていました。

 

 

でも、その場所にいるだけで時間は過ぎていきました。

お昼の時間なのか、父親がうどんかラーメンを食べさせてくれたと思います。

その後、ファンタグレープを買ってくれた。

それを、座って飲みながら、ひとりで待っていた記憶もあります。

そしてまた、ピンクのバスに乗ったあと、テクテク歩いて家に帰りました。

 

夜にまた夫婦喧嘩だ。連れて行かれた場所が分かった。


その夜、また夫婦喧嘩です。

幼稚園から連絡があったのか、
登園していないと母親に分かってしまったんだと思います。

母親は、

「どこに行ったんか?」

と、私にも聞いてくるけど、うまく答えれません。

喧嘩はいつも以上に激しくなり、
私まで悪いことをしたのかなと泣きたくなりました。

 

翌日、幼稚園の先生にも心配されて声をかけられたけど、
どうすればいいか分からなくて、笑ってごまかすしかなかったです。

結局のところ・・

父親は頼まれたのに、

私を幼稚園に連れて行かず競輪場へ連れて行ったのです。

この事は、もう少し大きくなって知りました。

そんな男です。

この人を、

「尊敬する父親です」

とは、どうしても言えません。

 

あの頃の私は、

家族でお出かけしたいなーなんて夢を見ていたんです・・・

 

父親の無関心とギャンブル依存症について

無関心な父親の影響

無関心な父親は、子どもの成長や感情的ニーズに対して適切な関心を示さない傾向があります。

子どもへの影響
    • 自尊心の低下
    • 感情的サポートの不足
    • 親子関係の悪化
    • 将来の人間関係への影響

無関心な父親は、子どもの学校行事や日常生活に参加せず、子どもとの会話や交流を避ける傾向があります。
これにより、子どもは父親からの承認や愛情を感じられず、心理的な影響を受ける可能性があります。

家族への影響
    • 経済的困難
    • 信頼関係の崩壊
    • 精神的ストレス
    • 家庭内の不和

ギャンブル依存症の父親は、家族よりもギャンブルを優先し、家庭の責任を放棄する傾向があります。
これは子どもにとって、父親の無関心さをさらに強調する結果となります。

複合的な問題

無関心とギャンブル依存症が組み合わさると、以下のような問題が生じる可能性があります

  1. 経済的neglect: ギャンブルに費やす金銭が増え、子どもの基本的なニーズが満たされない。
  2. 感情的neglect: ギャンブルに没頭するあまり、子どもの感情的ニーズを完全に無視する。
  3. 不安定な家庭環境: ギャンブルの結果による経済的・感情的な変動が、家庭の安定を脅かす。
  4. 役割モデルの欠如: 健全な父親像を子どもに示すことができない。

対処方法

このような状況に対処するためには、以下のようなアプローチが考えられます。

  1. 専門家の介入: ギャンブル依存症と家族関係の改善のために、専門家のカウンセリングを受ける。
  2. 家族療法: 家族全体でのセラピーを通じて、コミュニケーションと関係性の改善を図る。
  3. サポートグループ: ギャンブル依存症の家族向けのサポートグループに参加する。
  4. 子どもへのサポート: 子どもに対して、個別のカウンセリングや支援を提供する。

無関心でギャンブル依存症の父親がいる家庭では、母親や他の家族メンバーが子どもの感情的ニーズを満たすよう努めることが重要です。
また、必要に応じて外部の支援を求めることも検討すべきです。
早期の介入と適切なサポートにより、家族関係の改善と子どもの健全な成長を促すことができる可能性があります。

 

このように、昔に比べたら、

ネグレクトの相談や経済的支援などあります。

自分で相談するなんて、なかなか出来ることではないと思います。

それでも、いざという時には助けてもらえる場所があるんだって知っているだけでもいいと思うんです。

周りに頼れる大人がいなかった私。

何も情報がなかった時代でしたから・・

 

いまだに、悲しい気持ちになる時があります。

また、他にも思い出したら、こうやって記事にしたいと思います。

 

 

それでは本日はこの辺で失礼します。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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